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社名の由来シリーズ、お話し其ノ4は学童文具やミッフィー商品でお馴染みの「クツワ」です。 クツワという社名は、同社の創業者である西村福松さんが明治43年の午(うま)年生まれということに大きくかかわっています。 「くつわ」というのは馬具のことで、漢字で書きますと「轡」という難しい字です。 西村福松さんが生まれた明治時代は、交通手段や物を運ぶ手段として馬が大変大きな役割を果たしていました。その馬を御(ぎょ=馬をあつかうこと)するために、馬の口に含ませる道具が「くつわ」。形はいろいろありましたが、多くは円に十文字を置いた形のものが多く、江戸時代より家紋にも使われていました。 その「くつわ」の家紋などにつかわれていたデザインは「」で、当時、「くつわ」が貴重だったので、そのマークを同社前身の社名であった「西村福松商店」の社章として使われていました。 また、この「くつわ」デザインが漢字の「甲」という字に似ており、「甲乙丙丁」の最初の文字であり、日本1、世界1になりたいという意味も込められています。 ということで、西村福松商店の社章であった「くつわ」マークから、昭和42年に現在の社名であるクツワ株式会社に変わりました。 因みに、同社は中国にも工場をもっていますが、現地では「可慈王」と表しています。 可(ク)=できる(可能)、聞き入れる、良い 慈(ツ)=情け深い、慈悲 王(ワ)=王様 で、慈悲深いことができる王様という意味になります。