サンスター文具は、「企画とアイデアで挑戦し続けます!」という経営理念から生まれた「文房具アイデアコンテスト」の第27回の受賞結果を、6月1日(アイデアの日)にホームページ上で発表しました。
例年は、受賞者やその家族を招いて表彰式を開催していますがが、新型コロナの終息が見えない中、昨年に引き続き今年もオンラインでの開催となりました。
第27回「文房具アイデアコンテスト」は、2021年12月1日から2022年1月31日まで、「くすっ」をテーマにした文房具のアイデアを募集。一般部門3406作品、ジュニア部門2218作品、合計5624作品の応募の中から、厳正な審査の結果、一般部門・グランプリ(1点、賞金100万円)、優秀賞(4点、賞金10万円)、ジュニア部門・グランプリ(1点、商品券10万円分)、優秀賞(4点、商品券5万円分)、両部門から選出した審査員特別賞(3点、賞金5万円、副賞)、サンスター文具賞(1点、賞金5万円、副賞)など合計14作品が選出されました。
グランプリに選ばれた作品は、一般部門「chatori(チャトリ)」、ジュニア部門「静岡県算数セット」。また、一般文部門のサンスター文具賞には、命が宿った消しゴム「ケシコロ」が選ばれました。
一般部門グランプリを受賞した「chatori」は、ふせんを丸めて両端の粘着面を貼り付けることで小鳥の形になりメッセージを届けてくれる、ふせん。開いて貼り付ければ吹き出しの形になり手書きのチャットになる、「くすっ」というお題に微笑みを誘うような作品です。鳥は一つのメタファーとしてメッセージを届けるという意味もあり、広げると吹き出しの形に見えてチャットツールのようになるなど、2重の意味を持たせている点などが高く評価されました。
ジュニア部門グランプリを受賞した「静岡県算数セット」は、静岡県の有名な物をイメージして作った算数セット。受賞者の地元、静岡県を想いながら元気に算数を頑張りたい、というアイデアで、静岡名物のお茶や富士山・うなぎパイなどが文房具になっており、静岡愛に溢れた作品がテーマ「くすっ」に沿っていると評価されました。
審査員の講評は、「今回も大変多くの応募がありましたが、テーマのせいか、今回の応募作品は全体的に見た人をくすっと笑わせるような、楽しいものが多かったと思います。心配事の多い時代ですが、人の心を明るく前向きにするために、身近な文房具にできることはまだまだあるように感じました」としています。
受賞結果URL: https://www.sun-star-st.jp/campaign/61/27th/index.php