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訪日客による買い物、いわゆる「インバウンド消費」は、年間3・5兆円にものぼり、今や国内市場に大きな影響を与えています。2016年1月の訪日客は前年比52%増の185万人と過去2番目の多さ。
訪日客のお土産に人気があるのが「MADE IN JAPAN」の商品で、家電をはじめ、化粧品、薬などが人気の中心ですが、文具も品質、デザイン、機能面など世界一級商品として人気を博しています。「いま、訪日客に人気の高い文具って何?」。品質の高い筆記具、先進の文具、安全安心の学童文具、美しいプリントの紙製品、日本らしさを感じる絵柄など、日本製の質感やこだわりのある各社の商品を集めました。
商品情報は、2016年2月現在
訪日観光客の土産に人気の、日本の伝統的な染色柄「友禅和紙」を軸に施した筆ペン「古都」。
「古都」の新たな展開として、筆ペンと同柄のペンケースをセットにした「友禅和紙ペンケースセット」がお目見え。
ペンケースは、京都で染められた伝統紋様と華やかな色彩の友禅和紙に、レザー風加工を施し、撥水性がある。軽く、柔らかく、しなやかな質感も魅力。
セットは、ケースと同柄の筆ペンをアソートしている。
デザインは、四季の花束、流水なでしこ、四季の花(赤)、同(黄)、鹿の子、うろこ、麻の葉、桜の8柄。各1800円。
「新しい日本文化の創造」をコンセプトに、様々なアイテムを生み出している、京都のテキスタイルブランドとのコラボ商品。テキスタイルデザイナー・脇阪克二氏による日本の四季や伝都的なモチーフをポップに表現したデザインは、インバウンド消費向けにも展開できる。
これまでは、封筒や金封、色紙などコミュニケーションツールを商品化してきたが、1月の新商品では、パーソナルに使えるアイテムを充実させている。
今回の新たな展開はランチで、SOU・SOUの世界観にあった塗りのような仕上がりの弁当箱や天然木に塗装した箸など、従来のキャラクターとは一線を画した仕様とした。
ラインアップは、全て日本製。
インバウンド消費は、子どものための購入が多いのも特徴。日本製の「マグネット筆入」は、子どものための購入に人気の高い商品。インバウンド向けに増加している代表選手は、沢山収納できる1ドアの幅広モデル「クラリーノ スーパー軽量筆入(1800円)」。
細部にいたるまで、ていねいな作り込みが訪日観光客に人気。本体に「日本製」であることをアピールしたPOPが付いている。
スーパー軽量筆入に使用されている「クラリーノ」は、クツワとクラレが共同開発した素材。軽く、丈夫で、汚れに強い。本体色は黒、赤のほか、パステルピンク、パステルブルー、パープル、グリーン、マリンブルーなど10色を揃える。
訪日観光客の「日本の文化にふれあいたい。」にアプローチする、ジャポニカ学習帳「日本の伝統文化シリーズ」。
第1弾は「歌舞伎」、第2弾は「相撲」と、現在まで長く親しまれている伝統的な文化にスポットを当てている。歌舞伎は、松竹株式会社の監修を受けている。サイズはB5サイズの5_方眼(300円)とA6サイズの白無地(200円)で、全3種類(B5・1種類、A6・2種類)。相撲は、公益財団法人相撲協会の監修を受けている。B5サイズが5_方眼(300円)、A6サイズが白無地と8_横罫15行(各200円)の3種類。横綱・白鵬関の横綱土俵入りを描いた「横綱・白鵬版」(B5・5_方眼、300円)も発売。
「和」をテーマにした和柄文具シリーズ。すべて日本製で、日本製にこだわる、訪日観光客の土産ニーズに応える。
発売アイテムは、一筆箋(300円)、ぽち袋(300円)、しかくふせん(360円)、スティッキールはさみ(680円)。一筆箋やぽち袋は、和紙を使用している。人気のスティッキールはさみも刃物で有名な岐阜の関市製。
印刷に蛍光色などの特色を使って、ポップでかわいい和のアイテムに仕上げた。
デザインは花柄、雑貨柄、菓子柄、千鳥柄の4種で展開。全アイテムにモチーフの由来などを蝶(=てふてふ)が教えてくれる「てふてふひとこと」付き。
「パックンカバーシリーズ」のインバウンド向け商品。カバーノートとアルバムの表紙に富士山、浮世絵、東京の観光名所などの日本らしさを感じる写真やイラストをプリント。訪日客の土産品を揃えるインバウンドコーナーに導入されている。
表紙デザインは、東京スカイツリー、東京タワー、浅草寺雷門、富士山冬、富士山春、浮世絵赤富士、浮世絵相撲、浮世絵歌舞伎、浮世絵美人画、浮世絵川崎の10柄。
カバーノートは本文7ミリ罫64ページ、A5サイズ。アルバムは2Lサイズ20枚収容、両面ポケット。価格は各500円。日本製。
「パックンカバー」は、表紙を着せ替えると自分だけのオリジナル表紙に変身する、高透明のカバー表紙。
インバウンド消費の売れ筋は、なめらかな書き心地のボールペン「エナージェル」、カラー筆「アートブラッシュ」、定評の筆ペン「ぺんてる筆」、色鮮やかな「筆タッチサインペン」。
増加するインバウンド消費に対応し、多様な訪日客へ訴求するインバウンド用のPOPを用意している。
エナージェルは、「なめらか、くっきり、さっと乾く」というインキ特性から「手書き」にしっかり向き合うボールペンとして展開している。新ラインアップは、エナージェルファン待望の複合筆記具、3色ボールペン(500円)と多機能ペン(600円)。事務用とは一線を画したシックなデザインに仕上げている。