アンケート内容は、@個人で使用する文房具や事務用品をWebサイト(インターネット)で購入したことがありますか?AWebサイトでの文房具、事務用品の購入理由は?B最近、Webサイトで購入した文房具、事務用品は?C利用したことがある文房具・事務用品サイト名は?DWebサイトを利用した文房具購入についての意見などをききました。
その結果、@Webサイトでの文房具・事務用品購入については、「よく利用する」と回答した人が昨年に比べて2.2ポイント増の7.8%、また、「たまに利用する」が同5ポイント増の28.1%で、「よく利用する」「たまに利用する」を合わせると35.9%となり、年々、インターネットで購入する人の割合が増加傾向にあります。
AのWebサイトでの購入理由は、「便利だから」と「直ぐに商品が届くから」の利便性を理由に上げた人が58.8%で6割近くを占め、次いで「安いから」、「そこでしか手に入らないから」、「近くに文具店がないから」の順。
Bの最近、Webで購入した文房具では、前年と同様に筆記具が最も多く、次いで事務用品、学童文具、ノート・手帳・メモ帳の順となりました。
Cの利用したことがある文具・事務用品のWebサイトでは、昨年と同様にアマゾンと回答した人が最も多く、次いで昨年3位の楽天が2位に上昇、アマゾンと楽天を合わせて55.8%に達し、Web購入サイトの寡占化が進んでいます。
以下は、Webサイトを利用した文房具・事務用品購入についての意見を「よく利用する」「たまに利用する」「あまり利用しない」「利用したことがない」と回答した人別に紹介します。
■よく利用■
■まあ納得
品質は、今ひとつでしたが、安かったので、まあ納得しました。富山県・パート・女・50歳
■梱包丁寧
梱包がすごく丁寧で、届くのも早い。大阪府・会社員・女・39歳
■ピンポイントで検索でき便利
地方在住で近くの店では欲しい文具の在庫や取扱いが少なく、ほとんどWebサイトで購入しています。Webだと探している商品がピンポイントで検索できるのが便利です。急ぐときは宅急便で、細かいちょっとした品物はメール便と使い分けて利用しています。広島県・主婦・39歳
■クーポンでお得に買い物
クーポンがあったので利用しましたが、お得に買い物ができました。岡山県・会社員・女・35歳
■たまに利用■
■大人の商品扱っている
種類が多い上、大人が使うお洒落な商品を取り扱っているので気に入っています。徳島県・公務員・男・47歳
■田舎では重宝
田舎だとなかなかいいものが見つからない場合も多いので、通販は重宝しています。鹿児島県・会社員・男・26歳
■夜間にも発注できる
夜間にも発注できるので便利。群馬県・会社員・男・48歳
■とても満足している
気になる商品がすぐ手元に届くので、とても満足しています。神奈川県・会社員・男・30歳
■話題の文房具が早く購入できる
話題の文房具が楽に早く購入できるので良いと思う。近所の文房具屋だとカタログで調べて発注してもらうと数日かかってしまいます。東京都・主婦・42歳
■感想参考に購入
感想なども出ているので参考にして購入しています。実際届くと感想通りの商品であることが多いのでとても選びやすいです。割引商品もあるのでうれしいです。石川県・会社員・女・36歳
■店の商品は人に触られている
やはり、お店だと色々な人に商品を触られて、新品と言うより、中古に近い時も有りますよね。インターネットだと確実に新品の商品が届くのが魅力的です。栃木県・主婦・36歳
■余り利用しない■
■探す手間が省ける
文房具屋さんをはしごしたり、探したりする手間が省けて、便利です。探している文房具を検索しやすいサイトが好きです。東京都・女・25歳
■一般的な商品は利用しない
購入するのは手作りの高級品など、そこでしか手に入らない特殊なものです。一般的なものについて通販を利用することはありません。埼玉県・会社役員・男・58歳
■店舗で見つからなかった
店舗で探したが見つからなかったのでよかった。栃木県・パート・男・57歳
■実際に見て触ってみたい
便利だと感じる時もありますが、実際に見て触ってみたいというのも本音です。店頭で確認した商品を、ネットで価格を調べるのには、とても便利です。北海道・主婦・33歳
■利用したことがない■
■探す手間が省ける
文房具屋さんをはしごしたり、探したりする手間が省けて、便利です。探している文房具を検索しやすいサイトが好きです。東京都・女・25歳
■一般的な商品は利用しない
購入するのは手作りの高級品など、そこでしか手に入らない特殊なものです。一般的なものについて通販を利用することはありません。埼玉県・会社役員・男・58歳
■店舗で見つからなかった
店舗で探したが見つからなかったのでよかった。栃木県・パート・男・57歳
■実際に見て触ってみたい
便利だと感じる時もありますが、実際に見て触ってみたいというのも本音です。店頭で確認した商品を、ネットで価格を調べるのには、とても便利です。北海道・主婦・33歳
■送料の方が高い
送料が高くつくので、ネットでの購入は考えていない。新潟県・会社員・男・49歳
■直に触れないのが厳しい
利用した事がないので、何とも言えないが、近場に文房具屋が無いので助かるとは思います。しかし、やはり直に触って使い心地を感じる事ができないのが厳しいだろうな、と思います。鹿児島県・パート・男・22歳
■必要性感じない
文房具屋に行って自分の目で確かめてから購入しているので、Webサイトを利用した購入の必要性を正直あまり感じられません。宮城県・学生・男・23歳
◆ネット利用者は9、652万人
総務省が平成25年6月に発表した平成24年通信利用動向調査の結果によると、平成24年の一年間にインターネットを利用したことのある人は推計で9、652万人で、前年に比べ42万人の増加。人口普及率は 79.5%。
個人のインターネット利用率を年齢階層別の推移でみると、13〜49歳までの年齢階層では9割を超えている。また、60歳以上の年齢階層では、概ね増加傾向にあるが、他の年齢階層と比べると低い状況。
所属世帯年収別にみると、所得の高い世帯ほど利用率が高くなっている。
利用頻度でみると、スマートフォン利用者(家庭外)は、約8割が「毎日少なくとも一回」利用。
また、個人の端末別インターネット利用率は、「自宅のパソコン」が59.5%と最も多く、次いで「携帯電話」(42.8%)、「自宅以外のパソコン」(34.1)となっています。
更に、主な端末別インターネット利用状況を世代別にみると、「自宅のパソコン」は13〜49歳の各年齢階層で八割前後が利用。また、13〜29歳の各年齢階層では「スマートフォン」の利用が「携帯電話」の利用を上回りました。
個人の利用目的については、家庭内からの利用は「電子メールの受発信」が63.2%と最も多く、次いで「ホームページ(ウェブ)・ブログの閲覧」(62.6%)「商品・サービスの購入・取引」(56.9%)となっています。
また、世代別にみると、「ホームページ(ウェブ)・ブログの閲覧」「電子メールの受発信」「商品・サービスの購入・取引」については、それぞれの年代において20代〜50代の利用が五割を超えている。
インターネットを経由した商品・サービスの購入・取引については、品目によって利用年齢階層に差がみられ、若い年齢階層の方が、商品・サービスの購入の利用が高い傾向にあります。
インターネットで購入する際の決済方法をみると、「クレジットカード払い」が 60.0%と最も多く、次いで、「商品配達時の代金引換」(45.5%)、「コンビニエンスストアカウンターでの支払い」(35.0%)、「銀行・郵便局の窓口・ATMでの支払い」(31.2%)。
15歳以上のインターネットでの商品・サービス購入経験者における、平成24 年の平均購入最高金額をみると、家庭内全体では3万19円。
家庭内で主に利用する端末別にみると、「自宅のパソコン」が3万2561円と最も高く、次いで、「スマートフォン」が2万4376円、「携帯電話」が1万7559円。
また、家庭外全体の平均最高金額では2万6236円となっており、家庭外で主に利用する端末別にみると、「自宅以外のパソコン」が3万6151円、次いで、「スマートフォン」が1万9831円、「携帯電話」が1万5279円となっています。
なお、電子商取引(インターネットを利用した調達・販売)を実施している企業の割合は51.0%で、これを業種別にみると、「金融・保険業」が63.7%と最も高く、次いで「卸売・小売業」(59.5%)、「製造業」(57.1%)となっています。
インターネットを利用した販売を行っている企業のインターネット販売モデルをみると、「電子商店(自社サイト)」が65.2%と最も多く、次いで「電子商店(電子モールへの出店)」(46.0%)となっています。
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