アンケート質問内容は、@新型コロナの感染拡大防止で自粛ムードが高まり、3〜5月はテレワークや自宅学習の機会が増えたと思いますが、このテレワーク、自宅学習で特に良く使うようになった文具はありますか?A質問@で「ある」と回答された方にお聞きします。具体的にどのような文具ですか?Bテレワーク、自宅学習でこのような文具が「有ると良かった」というものがあればお聞かせ下さい。
今回のアンケート集計にあたっては、テレワークでの文具の使用状況を探るため、回答者のうち主婦、パート、学生の人達を除いて集計しました。
その結果、質問1のテレワークで特に良く使うようになった文具はあるかについては、4割近い38.1%があると回答、職場環境が変わると文具の使われ方にも変化を及ぼしていることを伺わせています。

質問2の文具を良く使うようになったと回答した人に、具体的な文具を上げてもらうと、ダントツに筆記具が多く、次いでふせん、メモ帳、ノート、ファイルの順となりました。
最も多かった筆記具の中では、約6割がボールペンと回答、次いでシャーペン、マーカーの順となりました。また、ボールペンの中には、消せるボールペン、フリクションと回答した人が複数ありました。

文具を良く使うようになったという人のコメントを紹介します。
「リモート会議の際ボールペンでメモを取ることが増えた」(会社員・男性・24歳)、「タッチペンつきボールペンを使っています。会社では直ぐに印刷できるので、資料の見直しは印刷物で行っていましたが、家では印刷が出来ないのでタッチペンで画面をなぞりながら見直す頻度が増えました」(会社員・男性・26歳)、「ボールペンと判子。出勤前の体温を記載する用紙が会社から配布されたので、毎日つけるようになりました」(会社員・女性・35歳)、「3色ボールペン。自宅でずっと仕事をしていると集中力が切れやすく、少しでも色を使って気分を上げています」(自営業・女性・31歳)、「予定がコロコロ変わるので、フリクションを使う頻度が増えました」(会社員・女性・40歳)、「時間が出来たので家計簿を付ける事にしました。記帳にはフリクションと方眼ノート、薄いカラーペン、物差しを使っています」(教職員・女性・39歳)。
「マーカーや書類を留めるクリップはよく使いますし、ファイルも増えました」(会社員・女性・30歳」、「ほとんど自宅では使わなかった、シャープペンをメモする時に使うようになりました」(会社員・男性・57歳)、「宅配、郵送での仕事が増えたので、梱包用品としてのテープ類、封筒類、クリスタルパック、宛名ラベルシールなどをたくさん使いました」(自営業・女性・40歳)、「付箋。パソコンでの作業が増えたので、目につくところにペタっと貼っています。自宅なので可愛い柄物も使いやすく、テンション上がります」(会社員・女性・28歳)、「久し振りに眠っていたテプラを使用し、棚や書類整理をしました。ラベル分けができ、大活躍したのですが、だいぶ古いので、新しいテプラを使ってみたくなりました。」(会社員・女性・31歳)
「ホワイトボード。家にシュレッダーが無いので、紙の使用をいかに少なくするか検討した結果、ホワイトボードを使用することでした。カレンダーになっているもの、To Doリストになっているものは1日のスケジュールをたてるのにすごく役に立ちました。また、資料を貼りつけておけば紛失防止にもなり良かった」(会社員・女性・31歳)、「落書き帳のようなメモとペン。今までは会議の時にパソコンでメモを取っていましたが、テレワークになりパソコンを使って会議をするようになったためメモを手書きで取るようになりました」(会社員・女性・24歳)、「ふせん。普段は人目につくので手帳やノートに貼って使うくらいでしたが、自宅で仕事をする時にやることリストなどバンバン、パソコンの周りに貼りまくっています。ふせんだとやることや用事を済ませたらはがすので達成感が増し、やる気が出たような気分になります」(会社員・女性・34歳)
「ブックスタンド。教員のため、授業資料作成時の活用が増えました」(教職員・男性・36歳」、「万年筆。気分を変えて見たかったから」(自営業・男性・47歳)、「仕事の書類整理を行って、ファイルやインデックスシートを沢山使った」(会社員・女性・45歳)、「スマホタテ。ウェブ会議で自分のデスクからリビングに移動した時に、即座にスマホをセットできたのが便利でした」(会社員・男性・54歳)
また、集計から除外した主婦、パート、学生の意見を紹介します。
「赤ペン。息子の学校と塾の宿題の採点や、間違えた問題の解き方を説明したりする時に使用しました」(主婦・38歳)、「ウェブ会議をしているとその場を離れにくいので、すぐにさっと取り出せるように文具収納ツールボックスを買いました。机の上をきれいに整理できる上に持ち手付きなので、居間に移動する時にも持運びが楽で便利」(パート・女性・46歳)、「鉛筆削り。子どもに宿題のほかに、塗り絵や写生をさせていたので電動のものを買っていてよかったと思いました。最近のものは削りすぎ防止機能がついていて、昔に比べたら進化してるんだなと感じました」(パート・女性・31歳)
「息子の自宅学習でノートを数冊買い足しました」(パート・女性・48歳)、「画用紙とクレヨン。幼稚園児の孫が自宅待機で退屈しのぎに得意のお絵かきを毎日してくれました。特にクレヨンの減り方は尋常ではなかったです」(主婦・63歳)、「子供たちの自宅学習の際に、付箋を使う頻度がすごく増えました。親が丸つけをする課題も沢山あったので、赤ペンもすごく消耗しました」(パート・女性・34歳)、「マスキングテープ。テーマによってテープを変え、後で見ても見やすいし、どの色・模様にしようか楽しみながら貼ることができました。(学生・女性・24歳)、「フリクションと付箋。決まっていたスケジュールが新型コロナの関係ですっかり狂ってしまったので、打ち合わせや作業などが変更になったりすることが多くなったため」(パート・女性・53歳)、「糊と鉛筆。糊は子どものために工作の本を買ってきたので、使う機会が増えました。鉛筆はお絵かきをしたり、子どものワークをやったりするのによく使ったので、普段に比べて、減りが速かったです」(女性・パート・30歳)

また、質問3のテレワーク、自宅学習で「有ると良かった文具」は、必要なものをひとまとめにできて持ち運びができるもの、定番文具を揃えた文具箱、リモート会議用のメモ書き用具などの声が寄せられました。
以下に「みんなの声」として「テレワーク中、有ると良かったモノ」を紹介します。
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