試験・新学期特集

 試験・新学期シーズンを迎えて文具メーカー各社から関連商品が多数発売されています。各社注目の商品を集めてみました。
 ◆アピカは、受験に向けた英単語ノートをラインアップした「スタディマスターシリーズ」。◆キングジムは、勉強に集中したいときに効果を発揮する「デジタル耳せん」。◆クツワは、試験・暗記商材をラインアップした「HiLiNE 試験暗記シリーズ」。◆コクヨは、キャップを外さなくても芯の補充ができる「鉛筆シャープ スピードインモデル」。サンスター文具は縁起物型の応援メッセージレター「ガンバ!レター」。◆シードは、試験会場のニーズに対応した「無地消しゴム」。シヤチハタは、つなぎ合わせて持ち運びできる筆記具「BLOX」の暗記用。◆ショウワノートは、11月中旬発売の新・学習ノート「水平開きノート」。◆ソニックは、スマホスタンドにもなる立つペンケース「スマ・スタ」。◆ぺんてるは、スマホ暗記文具と受験に力を発揮する受験セット「受験・資格勉強応援セール2017」。◆三菱鉛筆は、12月に発売する消しゴムでキレイに消せて、キレイに書き直せる「消せるカラー芯シャープ」。
 以下で各商品を紹介します。価格は本体価格。

スタディーマスターシリーズ
アピカ

スタディーマスターシリーズ アピカ
 受験に向けた英単語学習をサポートする「英単語ノート」、罫線にひと工夫加えて学習効果をあげる特殊罫のノートをラインアップした「スタディマスターシリーズ」。

 「スタディマスターシリーズ」は、ノートのとり方を身につけるためのシリーズ。
 「英単語ノート」は、ライティング、リーディングの学習法に対応。セミB5・230円、B6E・220円。
 「英和罫ノート」は、英習罫と横罫を組み合わせた新しいタイプの英習帳。糸綴じ170円、ツインリング綴じ230円。
 「アドスペース」は、ノートのとり方の基礎が分かる本文設計。4種類、各170円。

デジタル耳せん
キングジム

キングジム デジタル耳せん
 声は聞こえて、環境騒音を約90%カット、カフェや図書館、電車で、勉強に集中したいときに効果を発揮する新しいタイプの耳せん「デジタル耳せん」。

 「デジタル耳せん」は、イヤホンに内蔵された小型のマイクロフォンで周囲の環境騒音を収音し、その逆位相(逆向き)の音を出して騒音を打ち消す。騒音はカットしても、必要な音は聞きとれるので安心。
 イヤホンコードを本体に巻き付けて収納できる機能的なデザインを採用し、カバンやポケットの中でも絡まず、持ち運びにも便利。単4形アルカリ乾電池(1本)で約100時間の使用が可能。本体色はホワイト。価格は4980円。

試験・暗記シリーズ
クツワ

クツワ 試験・暗記シリーズ
 新発売の「暗記学習に使える赤鉛筆」の2本組とシート付、「鉛筆型の消しゴム」、「キャップになる鉛筆削り」を組み込んだ「HiLiNE(ハイライン)試験暗記シリーズ」。

 「ハイライン試験暗記シリーズ」は、受験シーズンの売場に提案する試験・暗記商材をラインアップ。売場でのアピール効果を上げる目立つ赤のディスプレイセット(2万6000円)を新企画した。
 シリーズのラインアップは、書いた文字が赤シートで消える「暗記の赤鉛筆」、マークシートに最適な「オレンピツ試験用」、鉛筆のように削って使える消しゴム「ペンケシ」、キャップになる鉛筆削り「削り付キャップ」など19品番。

鉛筆シャープスピードインモデル
コクヨ

コクヨ 鉛筆シャープスピードインモデル
 折れにくいのはもちろん、キャップを外さなくても、サッと芯が補充でき、芯がなくなった時にも焦らずに済む、テストにぴったりの「鉛筆シャープ」のスピードインモデル。

 「鉛筆シャープ」は、2011年に発売、累計460万本を突破した鉛筆のようになめらかな書き心地の太芯シャープペンシル。
 スピードインモデルは、ホルダーに芯を入れることのできるスピードイン機構が搭載され、机の上で転がりにくいよう、転がり止めもついている。クリップレスなので、書くときに手に当たらず邪魔にならない。
 ラインアップは0・7_(5色)、0・9_(3色)、1・3_(3色)の3タイプ。各300円。

ガンバ!レター
サンスター文具

サンスター文具 ガンバ!レター
 身近な人からもらった応援メッセージは何よりのパワーになる。受験生にメッセージを贈りたい人、受ける人、どちらにも応える「ガンバ!レター」。

 「ガンバ!レター」は、受験生などへのメッセージレター。お守り札や絵馬などの縁起の良い絵柄の封筒と、メッセージレターをセットにした商品。封筒の種類はお守り型、絵馬型、ダルマ型、おみくじ箱型、招き猫型など全8種類。お守り型、絵馬型のみヒモ付き。各380円。
 この他の受験関連は、タテからもヨコからも読みやすい勉強効率アップふせん「タテヨコふせん」(定番)、可憐な桜型の鉛筆軸「さくらさくえんぴつ」(数量限定)など。

無地消しゴム
シード

シード 無地消しゴム
 無地文具を推奨する試験会場に対応して消しゴムのケースを無地にするだけでなく、マークシートや答案用紙など、受験用により特化した「無地消しゴム」。

 「無地消しゴム」は、一部の試験会場では公平を期すため、文字や数字などが表記されている文具の持ち込みは控えるように注意しているという。こうした流れに対応して、「無地消しゴム」が商品化された。
 「無地消しゴム」は、適度な硬さでよく消える、持ちやすい形状、マークシートや答案用紙に適した消しゴムなど、受検用の消しゴムとして必要な条件を満たしている。消しゴムケース、本体ともに白。価格は100円。

ブロックス暗記用
シヤチハタ

シヤチハタ ブロックス暗記用
 本体軸の凹凸をつなぎ合わせ、コンパクトに持ち運べる筆記具シリーズ「アートラインBLOX(ブロックス)」シリーズの暗記用マーカーとシートのセット。

 「ブロックス暗記用」は、覚えたい文言をマーキングし、暗記用シートで隠すことで学習ができる、テスト勉強や習い事にぴったりな暗記用マーカーとシート。
 ラインアップは「赤色ペンセット」と「緑色ペンセット」の2種類で、共に消去ペンとカラーシートを付属している。価格は消去ペン120円、セット300円。
 ブロックスは、2015年2月の発売以来、累計販売本数28万本を突破するなど人気を博している。

水平開きノート
ショウワノート

ショウワノート 水平開きノート
 180度水平にぱたんと開き、見開き1ページ丸々使えるので黒板をそのまま写せるなど、学習シーンにより適した学習帳「水平開きノート」を11月中旬に発売する。

 「水平開きノート」の主な特徴は、@180度水平にパタンと開くので、書きづらさなどのストレスを解消A見開き1ページ丸々使えるので、黒板の板書をそのまま写せるB見開きで、図や表を書ける。さらに、コピー・スキャンしても中心の線が目立たない。B5サイズのプリントもそのまま貼れ、貼るときは方眼罫が目印になり貼りやすい。
 B5サイズ。表紙カラーは、科目別に使いやすい5色を用意。本文枚数30枚。各250円。

スマ・スタペンケース
ソニック

ソニックド スマ・スタペンケース
 10代のスマホ所持率が上昇する中、学習シーンで支持されている「立つペンケース」に「スマホスタンド」になる機能を付加した、立つペンケース「スマ・スタペンケース」。

 「スマ・スタペンケース」(特許申請中)は、半円柱型のペンケースをくるっと開くと、マグネットでピタッと吸着、スタンドタイプに早変わりする。土台部分は、マグネットで固定されるのでしっかりと安定した状態で使える。本体色は5色。価格は1300円。
 2016年2月のデジタルアーツ調査では、未成年者(10歳〜18歳)のスマートフォン所有率は過去最高の70・6%。中学生では76・22%、高校生では97・6%。

受験ディスプレイセット
ぺんてる

ぺんてる 受験ディスプレイセット
 アンキスナップのバージョンアップに伴い、スマホ暗記文具と、受験に適したハンディラインS、マークシートシャープ、消しゴムをセットした「受験ディスプレイセット」。

 「受験ディスプレイセット」は、看板面がリバーシル仕様で、受験シーズン後は、資格取得の訴求看板になり、通年で展開できる。価格は3万7000円。
 シリーズの「アンキスナップ」は、累計販売数60万本を売上げたスマホ暗記文具。バージョン3.0よりアプリの機能を強化し、デザインも一新して、既存のオレンジを含めた全5色の蛍光マーカーに対応、色別に目隠しのマスクの表示、非表示が可能になった。

消せるカラー芯
三菱鉛筆

三菱鉛筆 消せるカラー芯
 学習シーンで好評の消しゴムで驚くほどきれいに消すことができるシャープカラー芯「ユニ ナノダイヤ カラー」。12月に単色シャープ(100円)を発売予定。

 「ユニ ナノダイヤ カラー」は、0・5_、0・7_の2種類の芯径、色数が全7色あり、文字を色分けして書く、筆圧によって濃淡をつけて図やグラフを描くことができる。間違えてしまっても、消しゴムで消して、書き直しも可能なので、学習ノート用途に最適。価格は各200円。
 オレンジ、ピンクのカラー替芯は、暗記用赤シートで書いた文字がきれいに隠せるので、学校や塾、資格テストの勉強など、暗記する場面での利用に最適。