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キレイな文字が書けるシャープ「Advance(アドバンス)」/三菱鉛筆 (2017/03/16更新)

 シャープのハードユーザーである学生の「文字をキレイに書きたい」「芯先の偏減りや芯折れを気にせずに、集中して学習をしたい」というニーズに対応するため、自動で芯を回転させる独自の機構(自動芯回転機構)とボディデザインにこだわり、全体の機能を進化させたシャープです。
 学習用途などで日常的にシャープを使用する中高生を中心に、シャープに求める機能として、文字がきれいに書けることが重要視されていますが「アドバンス」は文字がキレイに書ける機構を搭載しています。
 「クルトガ スタンダードモデル」の自動芯回転機構「クルトガエンジン」は、40画で芯が1周回転するように40歯のギアを使用していますが、「アドバンス」に搭載している自動芯回転機構は、2倍速く回る20歯のギアを使用した「Wスピードエンジン」を搭載することで、20画で芯が1周回転します。
 この自動芯回転機構のギアの変更により、HBでは約12%、2Bでは約17%細い描線幅を書き続けることができるようになりました(0.5mmの同じ芯を使用した場合)。芯が回転しない通常のシャープで芯先が「偏減り」しやすい、字画が少なく1画の線が長い字(カナや英字)でも、均一な描線を書くことができる。また、2Bなどの濃く書ける軟らかい芯を使用した場合も、通常のシャープと比べて、文字が潰れずにはっきりとキレイな文字を書くことができます。
 自動芯回転機構は、書く度に芯を回転させるため、芯先が紙から離れるたびにギアが上下に動いていますが、先端部品の一つである口金を精巧に加工した金属パーツにすることで、振動が抑制されて筆記感が安定します。
 さらに芯先を先端パイプから出さなくても筆記可能なスライドパイプによって筆記時の芯折れを防ぎます。最適化した形状と加工により、スライドパイプは芯先が出ていなくても筆記感を損なわずに筆記することが可能です。スライドパイプは芯と連動して先端パイプがスライドするため、1回のノックでパイプが短くなるまで、継続的に長時間にわたって書き続けることができるので、テストや授業など集中を長引かせたいシーンでの使用にもお奨めです。
 クリップ・ノックカバーには、メッキ加工した金属製のクリップ・ノックカバーを使用しており、クリップでノートや教科書などを挟む際の耐久性も向上しています。
 ボディデザインにもこだわり、輝度の高い光沢やパール表現により高級感を演出した、ネイビー、ブラック、レッド、ライムグリーン、ブルー、ホワイトの全6色のカラー展開です。芯径は0.5mm。550円(本体価格)。